現役言語聴覚士と理学療法士による京都ぶらぶら日記(常盤訪問リハビリテーション スタッフブログ)

京都市にある訪問リハビリテーション所属の言語聴覚士・理学療法士が日々思う事や、皆さまのお役に立つ情報を発信するブログ。

大富豪ビルゲイツも自閉症だったって本当!?子どもの言語発達障害について基礎から学ぼう!その①

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皆さん、体調崩されてないですか?
今日辺りから、やっと寒さがやわらいできましたね( ;∀;)


題名にも書きましたが、あの有名な大富豪ビルゲイツ発達障害だったって知っていましたか??

発達障害といっても、さまざまに分類されており、言語発達障害もあれば、限局的な学習障害注意欠陥多動性障害なども含まれています。

今回は「子どもの言語発達障害」について、当スタッフの言語聴覚士が、皆様にできる限り、わかりやすく書いていきたいと思っています。


世の中には、なかなか言葉を話さないお子様を育てながら、日々不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
それに、自閉症学習障害など発達障害についての情報が少なすぎますよね。。どんな症状があって、どこに相談していいのかもわからない方も多くいらっしゃると思います。


そういった悩みや不安が少しでもやわらぐようなお手伝いが出来ればと思い、今回このテーマでブログを書く決心をいたしました!!
不定期にアップすることになってしまうと思いますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。


今回は第1回ということで、
まずは「言語発達障害とは」から書いていきたいと思います!


多くの子ども達は、1歳頃に始語が出現し、3歳頃には長い文を使って会話するようになります。しかし何らかの原因により、言葉が理解したり、話すことができないという状態を言語発達障害といいます


言語発達を支える機能には、聴覚や視覚などの感覚機能知的機能対人関係を維持する機能唇や舌などの運動機能言語に関わる高次脳機能、などが挙げられます。

また言語環境も言語発達に関わる要因の一つとなります。


子どもは生後数年の間に、これらの機能の発達を基盤として言語を獲得します。
これらの一つに問題がある子どももいれば、いくつかの機能の発達に問題がある場合もあります。


したがって言語発達障害を考える場合には、言語という側面についてのみ考えるのではなく、子どもの様々な側面について発達をみていくことが必要となります。



以上、「言語発達障害」についての基本的な考え方でした!


皆さん、どうでしたか?

言葉が話せない、年齢の割に言葉数が少ない、などの言葉の問題って、
原因が一つではなく、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性も考えられるんですね。


なので、言語聴覚士も様々な側面から評価・情報収集をしてから、最もふさわしい訓練を選択する必要が出てきます。
お父さん、お母さんからの情報も重要な手がかりになってくるので、病院や専門機関などへ受診・相談される際は、ご家族そろって行かれることをオススメします。


以上、第1回目のコラムでした!

次回は、一般的な「言葉の獲得をするまでの過程」について述べていきたいと思います☆


今後も、日々感じた事や、皆さまのお役に立てるような情報を記事に出来たらと思います(^^)

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